「Peace Island Park 3 前置き」

2011年5月8日、朝9時から昼の3時まで。PIP3に参加してきました! (Twitterハッシュタグ#PIP3

Peace Island Park(PIP)は数十人規模でプレイする、フィールド型アナログゲーム。具体的には5人1チームくらいで平和島公園を彷徨い、隠されたカードを見つけ出す。で、そのカードを武器に(好きなタイミングで)他チームに戦いを挑むという、シーク&バトル・ハック&スラッシュな感じの屋外ゲームとなります。

もう少し説明するなら、トランプでやる『戦争』ってゲームあるでしょう。配られたカードを同時に出し合って、より強いのを出した人が得点を得るっていう。PIPの場合は、最初にカードを配るその代わりに、公園のベンチの裏やらブランコの下やら隠されたカードを見つけて自分の手札にして下さい、という訳です。荒っぽくもシンプルに燃え上がるゲームですね(小学生なんかが泣いて喜ぶこと間違いなしです)。

ちなみに、PIPはアンディー・メンテというフリーウェアゲームサークルのオリジナル作品で、集まるのはそのファンです(それに加えてステッパーズ・ストップというフリーウェアゲームサークルのファンも参加してます)。
ようやくここで公式サイト → ★Peace Island Park公式ページ

今回は2006年4月開催の第1回、2007年4月開催の第2回に続いて、実に4年振りの第3回PIP! カード探し&対戦という骨子以外は、毎回ほとんど別ゲームなところまでルールが変わるため、「一回限りの予測不可能な大規模対戦型アナログゲーム」という奇跡のようなゲーム体験となっています。

……想像してみて下さい。46人もの大人が昼下がりの公園をうろつき、藪をのぞき込み、看板に登り、ブランコの裏まで調べて行く様を。ある一団は顔をつきあわせて真剣に相談し、またある一団が駆けていって他チームに「デュエル!」と宣言する様を。

フィールド型のチーム戦であるがゆえに必要とされる知力・体力・時の運。そしてまた対人戦であるがゆえの、知謀・策謀・交渉・団結。情報交換や一時協定、そして訪れる決別と死闘。ほんと、夢に見るような贅沢ではありませんか。