「デスクトップで詳細表示」
Windows の Explorer にはいろんな表示方法がありますが、デスクトップでは基本的にアイコン表示です。ただ、デスクトップと言えど Explorer にはかわりないので、頑張れば詳細表示にでも何でも変えることができます。
具体的には Explorer に特別なコマンドを送る、PostMessage という機能を使えばできます。この機能があるソフトはそんなに多くないですが、たとえば マウ筋 や AutoHotKey などにはこっそりあります。以下、詳細。
マウ筋
PostMessage を使って、DeskTop に次のように送れば詳細表示になります。
Message:111(16進数) wParam:28716(10進数) IParam:0(16進数)
AutoHotKey
ahk_class Progman がデスクトップです。
#IfWinActive ahk_class Progman !W::PostMessage,0x111,28716,0,,A
16進数で書くときは 0x111 のように書きます。面倒くさければ10進数に直して 273 と書いてもいいです。
エクスプローラーのコマンドまとめ
Message:111(16進数)と、IParam:0(16進数)は同じ。wParam:28716(10進数)のところを変えていきます。自分で調べたいときは「窓コン」というソフトを使うといいでしょう。
表示方法
アイコン表示 | 28713 |
一覧表示 | 28715 |
詳細表示 | 28716 |
縮小表示 | 28717 |
並べて表示 | 28718 |
アイコンの整列
名前で整列 | 30210 |
サイズで整列 | 30211 |
種類で整列 | 30212 |
更新日時で整列 | 30213 |
ちなみに wParam は「Resource Hacker」などのリソースエディタで System32 フォルダに入ってる、Shell32.dll を開いてみても分かります。Shell32.dll をいじれば Explorer の表示をカスタマイズできたりしますが、それはまた別のお話……。