「TEXインストールガイド2010」
ちょっと使うだけが大変な TeX であります。
とりあえず Windows Vista SP1 に、LaTeX,DVIOUT, GhostScript, Susie Plug-in をインストールして、TeX文書にPNG画像を使用するところまでのメモ。
1.作ったもの,書いたもの,他 から TeXインストーラ3 0.76 (989KB) をダウンロード・解凍・実行。
2.ダウンロード元(ftpはエラーが出るかも)、ダウンロード先、インストール先、を選択して次へ。インストールするファイルのリストが表示される。チェックはそのままでOK。
3.みょんみょん自動でダウンロード・解凍・インストールしてくれるのでしばし待つべし(830MBくらい)。
4.自動的に GhostScript のインストールになる。インストール先を入力して次へ。日本語・韓国語用の TrueType フォントのオプションがあるけれど、チェックしたままでいい(たぶん)。
5.同様にして dviout のインストール。終わったら再起動(おそらく環境変数のためなので、XP以降ならしなくていい)。
6.PNG画像を扱うために、Susie Plug-in をインストールする。ソフトウェア工房α - ソフトウェア・ライブラリからSusie32 PNG Plug-in Ver.0.25 (52KB)をダウンロード・解凍・適当なフォルダに置く。.spiが本体。JPEG,GIF,TIFFなんかも扱いたい人は、Susieの部屋 - SusieのだうんろーどからPlug-in package ver0.08 (298KB)をどうぞ。
7.dviout の設定をして、Susie Plug-in を使えるようにする。dviout を起動して、option -> Setup Parameters...を開き、Graphic のタブを開く。
8.下の方、spi: のテキストボックスにさっき Susie Plug-in をインストールしたパスを入力。Save を押し、OK。
9.PNG画像を使った test.dvi (9kb) を用意したので、開いてみてください。
以上、お疲れ様でした!
補.JPGやPNGを使う場合、dviout は画像サイズを取得することができなくて(何故かしらん?)表示がおかしくなります。これを解決するために TeX に同梱の ebb.exe を使いましょう。
コマンドプロンプトで ebb hoge.png とすると、hoge.bb という画像サイズに関するファイルができます。dviout はこれを元に画像を表示してくれるという訳。
実りあるTeXライフを!